文化・芸術

2008.11.03

キエフ・オペラ 「マノン」

オペラのマノン、もちろん初めて観ます。

クラシックフェスティバルの中でカルメンに続きオペラだったわけですが、うーむ、さすがにお客さんの入りが少ない。プッチーニとはいえ、「マノン」はマイナーなんだよな、きっと(オペラ事情はよくわからず)。

でも随所にいかにもプッチーニって感じの旋律があったりしてよかったです。

「カルメン」ほどはバレエの方がいいじゃんとは思いませんでした。

キエフ・オペラが多分派手じゃないけど、きっちりとした舞台だったからかなと思います。まあ曲も違うし。

マノンもデ・グリューもとても熱演でありました。 キエフバレエのダンサーも少し出演していました。容姿にすぐれてますね、相変わらず(笑)。

終幕でマノンが他の娼婦達と連行されるところで、マノン以外はバレエダンサーが娼婦役をやっているんだよね、歌はないから。オペラの人は町の人となってその有様を見て合唱をしていました。
んで、バレエの女の子の中にまじってマノン役のプリマドンナさんがそこにいたわけですが、いやー、体形の違いが際立ってましたね。
マノンの歌手も決してすんごい大きな(横に)方というわけではないのですが、胸板(バストだけど)がぶ厚いこと。だから素晴らしい声も出るってもんでしょうけれども。

だからなんだ?と言われても、なんでもないって感じなんですが、そんなところにツッコミを入れたくなってしまったということで、すみません。オペラはまるっきりな初心者なので。

人間の声って素晴らしいなあとオペラを観ると思うわけですが、でも、それ以上に人間の身体の素晴らしさのが好きだから、オペラにはまるってことは多分ないだろうなあ。

オペラを立て続けにみたので、さすがにバレエがみたくなりましたよ。ボリショイまではまだちょっとあるんだよね。
そう、その前にボストリッジなのだ。うふふ。

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2008.01.17

雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)

そうそう、バレエの合間に観てきました~。
海老蔵5役、すごいよね~。こんな無茶をするのも今だけかも、と思い団パパの助六よりこっちを選んでしまったわたしです(笑)。
団十郎の助六もね、そんなに観る機会が多いとは思えませんが、しかし、海老蔵をとってしまったよ。

一度にそんなに歌舞伎をやってる東京がやっぱすごいです。浅草もやってるし国立劇場も確か歌舞伎だったような。

今回新橋演舞場に行った時にも思ったのですが、まあ、東京はもちろん人口が多いってのもあるが、歌舞伎を観るってことがすごく日常的にある、ということなんだよね。
普通におばさま達がデパートに行くような感じで観に来ているというか。

まあ、歌舞伎座がそれこそ年中無休で歌舞伎をやってるわけだから、好きな方はほんとにそうなるんだろうけれど。

普通にふっときて、非日常な劇場体験をしていくというのが素晴らしいです。あ、もちろん新春のことなので、お着物をきちんと召した方も多かったですけれども。

「なるかみふどう」はですね、「鳴神」と「毛抜き」がまるっと2本その中に入っていて、なおかつ悪の早雲王子の大立ち回りなどもあり、いやー、ほんとに海老蔵出ずっぱり、文字通り、なわけです。
これだけのことをして面白くないわけがない。
いやー、参りました。
よくやるよ、ほんと。今だからできる、だよなあ。

えー、興味深かったイリュージョン不動明王様ですが、わたしの観た2階席からでは、イマイチその迫力が伝わらないのが残念でした。
もうちょっと高く浮かんでくれるとよかったのに~。せめて2階席の目の高さぐらい(ってかなりじゃん)
でもイリュージョンだからそうとう難しいらしいんだよね。

わたしの近くでみていたご婦人方は、あら?宙乗りじゃないのね、とつまらなさそうにしてましたよ。
あれは、宙乗りじゃなくてもっと難しいことをしているらしいですよ、と言っても仕方がないもんねえ。

だから海老蔵が狙った効果がどこまで観客に伝わったのかがちょっと心配(ってわたしが心配してもしょうがないが)。
1階席で観ていればそれなりに、おおっ!という感じなんだろうなあ。

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2007.09.08

芝居について

なんかえらそーなことを色々書いちゃったんで、わたしの芝居観劇歴をちと振り返ってみました。
芝居、あんまり好きじゃないので数えるほどしかみておりません。
何故あんまり好きじゃないかと言うと、言葉が多すぎて疲れちゃうんだよね。軟弱もんです。
だったらえらそうなことは言うな、という感じですが、でも、言いたいことを言う、がここでの趣旨なので、すみません。

わたしの今までみた芝居。

美輪明宏の「黒蜥蜴」「毛皮のマリー」、両作品とも面白かった。三島と寺山修司だもん、そりゃ間違いないって。これはみておいてよかったと思います。

蜷川はずーーーっと昔に「三人姉妹」をみました。戸川純が出ていたから。戸川純が好きだったから。めちゃめちゃ普通な芝居だった。

デヴィット・ルヴォーの「あわれ彼女は娼婦」。豊川悦司が出ていたから。当時好きだったから(笑)。

中島らもの劇団リリパット・アーミーの何か。何かはもう忘れた。恒例のちくわ投げはなんとなく覚えている。

スタジオ・ライフの「トーマの心臓」、モーさまファンとして、一応観ておくかと。

松たかこ、岡本健一の「嵐が丘」、そういえばそんなの観たわね・・・。

ちゃんとお金を出していったのはこのあたりですね。少な!
知り合いがやってた小劇団とかもみたりしましたが、そういうのは割愛。

あと宝塚と四季はそれなりみておりますがここには入れません。

そういえば、蜷川はもう一つチケットもらっていったのがあったなあ。うーんと、なんだっけ?三津五郎と高橋恵子の心中もの。「近松なんとか」だっけな?
ただでみて文句いってはなんですが、これなら歌舞伎のがずっと面白いってなもんでした。

玉ちゃんの「天守物語」ってのは、一応芝居のくくりなのかな。歌舞伎ではないわね。そうだ、玉ちゃんの「天守」は大好きです。あれはほんっと素晴らしい!鏡花の原作がいいんだよね~~~~。でもってちゃんと原作通りの芝居なんだよね~。あれをちゃんと視覚化した玉ちゃんはえらいな~。

とりとめがなくなってきたな(笑)。

まだみていて思い出せないものがあるような気もしますが、とりあえずこの辺で終わり。

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エレンディラ

あー、みてきました。
いやー、しかしまいったね、久し振りに舞台を観てこんなのみなくてもよかった、と思っちゃいましたよ。
と、こんな状態なので、すみません、舞台の「エレンディラ」をみて感動された方は以下絶対読まないで下さい。
なら書かなきゃいいのに、って感じなんですが、ちょっと書かないとおさまらないんだよね。

続きを読む "エレンディラ"

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2007.08.15

俳優祭 2007

TVでやっていたのを録画して見ました。
「白雪姫」なんですね。でもって玉ちゃん。
インタビューで可愛いお姫さまは苦手、って言っていて、玉ちゃんでもまだ苦手なんてもんがあるんだなあと妙に感心してしまったよ。
すんごいまじめにお姫さましてて(赤姫姿、十分似合うじゃん)そこらへんが可愛かったです。
でもまあなんといっても北千住観音でしょうかね、あれは。
おいしいよな~。
さすが菊パパだよな~。
団パパと鏡の精にも笑ったけど。

あー、1回行ってみたいもんです。

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2006.12.11

滝夜叉姫

マリインスキーの合間に歌舞伎座にいって幕見してきました。
「将門」ってやつですね。
その昔の、森川久美の漫画に出ていて、そんな歌舞伎があるんだな、と印象に残っていました。
読んだ当時は高校生ぐらい?

歌舞伎を観るようになってから、この演目を実際に観るのは今回が初めて。
漫画(題名は忘れた)を読んでから実に20年以上越しですね(笑)。
やっと機会が巡ってきましたよ。

しかーし、幕見席は、花道のすっぽんが見えないから、この演目を堪能するには無理があった。
真っ暗な舞台に(歌舞伎では珍しいね、あと「かさね」のラストとかか)滝夜叉姫が、蝋燭の明かりに照らされてすっぽんからせりあがってくるところが、みどころなのに~。

しかし、大変楽しめる演目でした。時蔵さんと松緑ちゃんでしたが、これはほとんど舞踊なんですね。
でもって傾城の拵えから妖術使い(滝夜叉姫の本性)に変身するところがまたかっこいいんだなあ。
たくさんのかんざしを自ら抜いたりするの。

滝夜叉が操る蝦蟇ちゃんの作り物も可愛かった(笑)。うーん、歌舞伎って素晴らしい~。

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2006.10.21

曽我五郎

歌舞伎座で観たのは、えー、正式名がめんどうなので略しますが、葛の葉、寿曽我対面、熊谷陣屋 お祭り、そしてそして夜の部幕観で仮名手本忠臣蔵 五、六段目でした。
目当ては露骨(笑)に対面とお祭りと忠臣蔵なのでした。

あ、葛の葉は楽しかったけれど、熊谷陣屋は多分お休みタイムだろうなあ、と思ったらその通りになった(爆)。いや、話がきらいなわけじゃないんですが、役者でみるという偏ったみかたをするわたしには、起きていられなかったんですね(ファンの方すみません)。

対面は観られた方から、三宝を壊す場面で海老泣いてた、と聞いていて注目しておりましたが、やっぱり泣いていた。
曽我五郎が乗り移ってるねえ(笑)。まあ、そういう芝居の仕方が一番しっくりくるという海老蔵は不器用な役者ではありますね。でもまあそれがいいんでしょう。
菊ちゃんの十郎は五郎があんななので、ちょっと弱く感じました。もちろん和事なので強くてもいけないのかもしれませんが、存在自体に弱さを感じてしまった。
もうちょっと芯の強さを感じさせる十郎だと、五郎との釣り合いもとれてちょうどいいと思いました。
そういうのを期待したんだけど・・・うー、その意味ではちょっと肩すかし。
五郎に全部持ってかれてるからねえ。

以前、橋之助、福助の実際にも兄弟コンビで観た時は、福助の十郎に柔らかいながらも確たる存在感があってよかったんだけど。なので芝居の輪郭がきっちり立ち上がってたのよね。

またリベンジしたいところ。つーか菊ちゃんの十郎がもうちょっと練りあがってくるのを期待。そうしたらもっとずっといい舞台になるという気がします。あ、団パパは素晴らしかったです。

お祭りは~、ええ、もう最高でした!ずーっと観ていたい。にざさまの粋。
なんかさ~はにかんだ笑顔がルジに似てんだよね~(爆爆)。

忠臣蔵はお軽、勘平のどーしようもなく暗いところ(5.6段)。連鎖の悲劇だよね。今年の正月ににざたまで大阪でやった(宣伝画像があまりに美しかったやつ)ですが、今回はにざ菊。あー、これもまた目に美しかった(ってそんな感想・・・)。
いや、あまりにもどうしようもない悲劇で、勘平が切腹してからの芝居が長くて長くて陰惨なんですが、にざがやると陰惨な場面も美しく切ないというのはどういうことか??(にざだからです)

定九郎の海老は悪の真っ黒オーラをしたたらせていていいと思いました。

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2006.07.24

「アマテラス」

お、文化・芸術カテゴリーも久し振り(笑)。
みちゃいましたよ、NHK放送の「アマテラス」。

去年のUZMEのこともあるのでアマテラスには、当初より反応しておりましたが、さすがに東京や京都まで行ってみることはしませんでした。

玉ちゃんの舞台だからね、ある程度のレベルでは必ずあるだろうな、と最初からわかってて安心してみていられるからいいね。
非常にシンプルなストーリーと舞台で、やっぱ玉ちゃんだな~と感心しました。鼓童の使い方も、こうすれば一番効果的という感じで使っていて素晴らしい。
そして衣装が美しい!(これは大事)

正直ゆってスサノヲときくとルジを思い出してしまうわたしには、スサノヲとアマテラスの絡み(ってヘンだが、笑)にはちょっと不満。
でもまあ鼓童の人なので仕方がないかなあ。スサノヲだけでも日本舞踊が踊れる人をキャストしてくれたらよかったのに~と思わないでもないです。
鼓童ファンには悪いですが。
太鼓を叩きまくって大暴れ、も悪くはないですが、わたしとしては舞踊対決であってほしかったと、まあ、わがままですけどね(笑)。
ウズメの人はあんな感じでよいのではないでしょうか。とても古事記的舞(なんじゃそりゃ)だった。

あー、なんかルジ@スサノヲに会いたくなったよ・・・。ぐすん。

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2005.12.25

フィニ展

昨日行ってきました~。
面白かった~。
色々刺激的だったわ。
女性の描くエロ主題の絵画はいいよね。信用できるというかさ。
まあ結局、男にはわかんないんだよ的スタンスが好きなんだな(笑)。

ギーガーみたいなやつとかあったな。
ギーガーよりもちろん芸術的だけど。
作風いっぱい変わってて、どの時代のも楽しかったです。

フィニって黒い天使の羽とかつけて仮装パーティーに出席してたりするんだよ。
フランスの上流階級あたりでは、今でもそういうことやってたりするのかな。
なんつーか、ある種少女漫画的世界が展開していたりしました。

実に久し振りに名古屋市美術館というところに行ったのですが、ちょうどミュージアムコンサートの日だったので、セントラル愛知交響楽団の方がきていて、ビオラの4重奏などどいう変わったものを聴かせていただきました。
ラッキーでした。
ビオラって実はバイオリンの出せない音の、4つ下の音までしかでないんだって。
もっとバイオリンより音域広いかと思ったのに。
やっぱり、地味で縁の下の力持ち的楽器だそうです。そして演奏者の性格もだんだんと楽器に似てくるのだそうです。

季節柄「くるみ割り人形」なども披露してくれましたが、うーん、渋いのはいいんだが、やっぱ地味だ~。
花のワルツなんか、ちゃんとした派手なのが聴きたーい!となってしまいました。
身近で聴く生の楽器の音はいいですけどね。

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2005.10.06

勘三郎襲名公演@御園座

今日、夜の部に行ってきました~。
演目は通しの「白浪五人男」なのでした。
勘三郎はもちろん弁天小僧菊之介。
でもわたしのお目当ては、日本駄右衛門の仁左衛門なのでした。
勘三郎ももちろん好きは好きです。
でも仁左衛門なのよ、やっぱり。

もう、ちょーーーかっこよかった!!!!!(バカですみません)
実悪(でよかったっけ)の隈取の似合うこと!

通しで観たのは初めてなのですが、最初はお坊さんの姿なのねえ。
それもステキ。
そうそう、いかに大悪党日本駄右衛門の元に4人が集まったかというお話がわかってよかったわ~。

勢揃いシーンで最初みんな舞台で後ろを向いているのですが(傘差して)、仁左衛門はほんっとめちゃくちゃ色っぽいというか粋というか、後ろ向き着流し立ち姿をみてるだけでもクラクラするよ~~。
腰から吸い付くように流れる着物のラインにうっとりクラクラざんす~~。
もちろん正面向けば向いたで、あまりのかっこよさにノックアウト。ふ~。
いいよな~仁左衛門の悪・・・。

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